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2026.3.17
お知らせ
ご紹介
『君たちの絵が、ごみ袋になった。——銭函小学校 出張授業レポート』

いつもお世話になっております!北一化学の橋本です!
先日、小樽市立銭函小学校を訪問し、小学6年生の皆さんを対象とした出張授業に参加してきました。
銭函の極東高分子株式会社様が昨年から取り組んでこられたこの企画に、今年から弊社・北一化学株式会社も加わる形での参加です。
「ポリエチレン・ラミネート・成形品など、身近な製品を紹介」

テーマは「地球環境に配慮したプラスチック製品」。
プラスチックってそもそも何だろう?というところから始まり、海洋汚染の現状、リサイクルやバイオマス素材といった業界の取り組みまで、小学生にも伝わる言葉で丁寧にお話しいただきました。
授業では実際の製品サンプルも机に並べました。
普段何気なく手にしているお菓子の袋や食品パッケージが、実はこれほど多くの技術と素材でできているということに、子どもたちは素直に驚いていました。
「身近な食品や製品の包材サンプルを展示」

海洋汚染のスライドが映し出された場面では、教室の空気が少し変わったように感じました。
プラスチックごみが海の生き物を苦しめているという現実を、子どもたちは真剣な顔で受け止めていました。
「海洋汚染の現状について学ぶ場面」

その一方で、食品ロスの削減に袋が貢献していること、リサイクル素材や生分解性素材といった環境に配慮した袋がすでに存在していることも伝えると
「プラスチックって悪いものだと思ってたけど、そうじゃないんだ」という声が上がりました。
後日まとめていただいた感想文にも、授業前後でプラスチックへの印象が変わったという記述がたくさんありました。
「極東高分子株式会社によるプレゼンテーションの様子」

子どもたちの表情が特に印象的でした。
難しいテーマにもかかわらず、前のめりになって話を聞き、積極的に手を挙げる姿には私たちが元気をもらえるほどでした。
「真剣に耳を傾ける6年生の皆さん」

「40名ほどのクラスが熱心に参加してくれました」

授業の後、子どもたち一人ひとりに「プラスチックと環境」をテーマにした絵を描いてもらいました。
SDGsへの思い、海の生き物への心配、3Rへの誓い——それぞれが感じたことを小さなコマの中に込めてくれた、その絵がそのまま版下のデザインになりました。
グラビア版の制作、インフレーション成形、印刷加工、製袋加工という工程を経て完成したのが、第79回卒業生のための記念ごみ袋です。
「銭函小学校第79回卒業生がデザインした、世界にひとつのごみ袋」



原料は再生PE80%にLLDPE20%を配合し、サイズは40Lの乳白色。
エコマーク対応の素材を使用した、環境にも配慮した一枚に仕上がっています。
弊社・北一化学株式会社は、北海道内で唯一、生分解性素材を使用したポリ袋の製造に対応できるメーカーとして、以前から環境対応製品の開発と普及に力を入れてきました。
プラスチックは使い方と向き合い方が問われる素材です。
だからこそ、地域の子どもたちが「プラスチックとどう付き合うか」を自分ごととして考えるきっかけをつくることは、地元に根ざしたメーカーとして果たすべき大切な役割だと感じています。
この取り組みは今年で2回目。来年度からはさらに主体的にかかわっていく予定です。
地域の皆さんとともに、次の世代へ何かを手渡していける会社でありたいと思っています。
銭函小学校の6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
そしてこの機会をつくり続けてくださっている極東高分子株式会社の皆様、学校関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
お問い合わせ
TEL : 0134-62-7181
FAX : 0134-62-6452